「看護師国家試験の勉強してない・・・いつから勉強しよう。勉強時間やスケジュールの立て方を知りたい」
こんな疑問や要望にお答えしたいと思います。
この記事の内容
- 看護師国家試験に合格するための勉強方法
- 看護師国家試験に向けた勉強時間やスケジュールの立て方
看護師国家試験の受験を控えている看護学生の皆さんは、国試への不安や焦りがある人も多いと思います。
実際に看護師国家試験に合格した現役看護師が、看護師国家試験に合格するための勉強方法やスケジュールの立て方について解説します。
看護師国家試験を受ける予定で、勉強方法に悩んでいる看護学生の方に見ていただきたい内容となっています。
看護学生が看護師国家試験に合格するための勉強方法のコツ。
看護師国家試験に向けてどう勉強したらいいのか分からない看護学生の方に、おすすめの勉強方法を紹介します。
計画的に勉強をして、看護師国家試験合格を勝ち取りましょう!
看護師国家試験に向けた勉強方法
- 看護師国家試験の勉強はいつから?
- 看護師国家試験対策におすすめの勉強方法
- 看護師国家試験対策の勉強時間とスケジュールの立て方
- 勉強時間に集中する方法
- 看護師国家試験対策におすすめの参考書と問題集
上記①〜⑤について、順番に解説します。
看護師国家試験の勉強はいつから?
看護師国家試験の勉強を成功させるためにはまず、「いつから始めるか」です。
早めに勉強に取り掛かるに越したことはないのですが、実習期間中は実習に追われて試験勉強どころではないですよね。
実習が一段落する冬休み前から、本格的に勉強を始めるとよいでしょう。(とっくにその時期は過ぎてるよって方は、今から始めてくださいね。)
※国試の日程などについては看護師国家試験を受験する人が知っておきたい基本的なこと。を参考にしてください。
看護師国家試験対策におすすめの勉強方法
看護師国家試験の勉強は、効率的に勉強しないと勉強時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。
看護師国家試験の勉強のポイントは、下記それぞれの合格点をクリアーできるように勉強することです。
必ず40点以上
必修問題で一般問題と状況設定問題で160〜170点程度以上
※一般問題と状況設定問題の合格点は、受験年によって変わってきます。上記の限りではないので点数を多めに見積もっておきましょう。
看護師国家試験の点数配分や合格点については看護師国家試験を受験する人が知っておきたい基本的なこと。を参照してください。
そこで、下記のような勉強方法を併用することをおすすめします。
おすすめの勉強方法と手順
- 必修問題用の参考書・問題集
- 過去問の過去5年分の必修問題
- 一般問題と状況設定問題に対応した参考書・問題集
- 過去問の過去5年分の一般問題と状況設定問題
- スタディング 看護師国家試験講座
まず何からどう勉強を始めたらいいのか分からないという方は、必修問題の勉強から取りかかりましょう!
必修問題の合格点は絶対に落とせないので勉強の優先度が高い
必修問題は基本的で比較的簡単な問題が多いので勉強に取りかかりやすい
①必修問題の勉強方法
まずは、必修問題の参考書に一通り目を通して、問題集を1回通しで解いていきます。
この時、分からないことが出てきても全部覚えようとせずどんどん進めていきましょう。
間違えた問題には印をつけながら問題集は進めていきます。
次に、同じ必修問題の問題集の中で間違えた問題だけを勉強します。
参考書は辞書のように使用します。
その後は、過去に出題された必修問題を5年分さかのぼって、過去問の頻出問題をしっかり押さえましょう。
時間のある方は過去10年分まで振り返っておけるといいですね。
必修問題の勉強が少なくても1周終わったら、一般問題と状況設定問題の参考書/問題集に取りかかりましょう。
一般問題や状況設定問題は必修問題と比べると難しいので、必修問題の勉強と並行して気分を変えながら勉強するのもおすすめです。
②一般問題と状況設定問題の勉強方法
一般問題と状況設定問題の勉強も必修問題の勉強と同じように、参考書に一通り目を通して、問題集を1回通しで解いていきます。
間違えた問題に印をつけながら勉強します。
必修問題と比べると難易度は高いので、たくさん間違える問題は出てくると思います。
間違えた問題でいちいち止まっていると時間がなくなってしまいます。
深掘りするのはほどほどにして、とにかく一通り印をつけながら解き終わることを目標に進めていきます。
次に同じ問題集の一般問題と状況設定問題の中で間違えた問題だけを再度勉強していきます。
この時も参考書は辞書のように使用します。
その後は、過去問を5年分勉強しましょう。
③看護師国家試験対策講座での勉強方法
自分で問題集や過去問を勉強するだけでは心配、覚えられないという方にはスタディング 看護師国家試験講座を受講するという方法もあります。
スタディング 看護師国家試験講座は動画やイラストで学習できるので分かりやすく、何度も繰り返し動画を見ることができます。
看護師国家試験対策講座の使い方
- 参考書を読むのが辛い、動画やイラストの方が覚えやすいという方は最初から講座を受けてしまうのもあり
- 自宅では参考書と問題集で勉強して、移動時間や休憩時間などのスキマ時間に講座でも並行して学ぶ
- 必修問題と一般問題/状況設定問題の問題集を終えた後に、復習として講座で勉強する
スタディング 看護師国家試験講座なら、国試の基礎総復習コースという安くて5日で試験範囲を総復習できるコースや、要点集中コース、合格コースと種類があります。
残された勉強時間や自分の必要とするコースから、自分に合ったものを選べます。
看護師国家試験対策の勉強時間の決め方とスケジュールの立て方
看護師国家試験対策を始めるときに、学習計画やスケジュールを立てることは大切です。
まずは、試験日までの残された時間がどれくらいあるのか、その中で勉強にあてられる時間はどのくらいあるのかを知ります。
次に、勉強時間を管理しやすいように、参考書/問題集を30分または1時間で終わる量に区切ってみます。
トピックごとに区切ってもいいのですが、トピックによって所要時間にバラつきが出てくると思うのでどのくらい時間がかかりそうかで区切る方がおすすめです。
少し解いてみるとおおよその所要時間を予想できてくると思うので、感覚がつかめたらスケジュールを組み立て直すのでもOKです。
区切った勉強内容を、試験日までの残された時間の中のスケジュールに組んでいきます。
スケジュール通りに勉強が進まないときも出てくると思うので、遅れがあったときに調整できるように予備日も設けます。
1週間の最後の日を予備日にしておくなど、あらかじめスケジュールに入れておくことをおすすめします。
その他、教材を見直したり、模擬試験の問題に答えたりする時間も確保しておきます。
計画したスケジュールで終わったものにはチェックを入れていき、勉強の進捗状況を把握できるようにします。
予定通りに終わらなかった項目は予備日に取り戻し計画倒れにならないようにしましょう。
勉強時間に集中する方法
看護師国家試験の勉強は大変な作業で、集中力とモチベーションを維持することが大切です。
まずは、学習しやすい環境を整えることが重要です。
勉強する時間や場所を決め、気が散るものはすべて目に見える範囲から取り除いてください。
勉強に集中できないときは、学校の自習室や図書館、カフェなど場所を変えてみるのもおすすめです。
現実的で達成可能な短期目標を設定しながら勉強を進めるのも効果的です。
本での勉強に飽きてしまったら、スタディング 看護師国家試験講座などの動画やイラストでの学習も取り入れながら勉強するのもいいですね。
十分な勉強時間を確保すると同時に、健康的な食事や十分な睡眠、適度な運動も大事です。
勉強の合間に運動するとリフレッシュできます。
夜間にしっかり睡眠(7〜8時間)をとり、寝る前に暗記したいものを覚えるのも記憶に定着しやすく効果的です。
看護師国家試験対策におすすめの参考書と問題集
看護師国家試験対策に関連した参考書や問題集はいくつか種類があります。
ただし、参考書は何冊もいらないです。
1冊を決めたらそれを信じてひたすら繰り返し覚えるまで解いていくことをおすすめします。
いろんな参考書に手をつけて、一通りも勉強できないのでは試験範囲を網羅できません。
必修問題用と一般問題/状況設定問題用をそれぞれ一冊だけ購入して、覚えるまで繰り返し勉強しましょう。
自分の選んだ参考書や問題集だけでは不安だという方は、スタディング 看護師国家試験講座も取り入れるといいでしょう。
参考書と問題集が終わったら、過去問も解いて自分でも本番通りの制限時間で模擬試験をやってみてください。
まとめ
年に1度しかない看護師国家試験で合格するには、下記を実践しましょう。
- なるべく早めに勉強に取りかかる
- 余裕をもった勉強スケジュールを立てる
- 参考書と問題集を購入し、1冊を何度も覚えるまで勉強する
- 過去問を5年分解いて、自分でも模擬試験をやってみる
- 動画やイラストの方が分かりやすい方や残された時間が少ない方はスタディング 看護師国家試験講座をうまく活用する
この記事を読んでくれた皆さんが、看護師国家試験で合格を勝ち取れることを祈っています!